暗い部屋を簡単に明るくする方法 best3
部屋が暗いって嫌ですよね。我が家の一階は日中でも照明をつけないといられないほどの暗さです。これは不運と嘆いていてもしかたがないので、あまりお金をかけずに(←これ大事)この暗さをなんとかする方法を考えました。実際に我が家で行った方法はいくつかありますが、その中でも効果の高かったBest3を紹介します。
1.白色を増やす。
2.照明を替える。
3.壁を利用する。
1.白色を増やす。
白はそれだけで明るい色。また自然光や電気の明かりも反射してくれるので、その面積が多ければ多いほど部屋は明るくなります。できるだけ白色の面積を増やしていきましょう。
・まずは暗い色の大型家具を断捨離!
かつての我が家には、母親の代から引き継いだ、収納力たっぷりな背の高い家具がたくさんそびえ立っていました。それらの家具がほぼ全ての壁の前に配置されていて、またその色も昔ながらのダークな色。部屋はそれはもう真っ暗でした。
『この暗い家具たちがなくなるだけで部屋は明るくなる!』という信念のもと、そびえ立ついくつもの家具を処分するために、中のものをコツコツと断捨離しました。
長い年月をかけ無事に家具の処分までこぎつけると・・・
本来の白い壁紙が全面に見えるようになり、案の定それだけで部屋はみちがえるほど明るくなりました。
家具の断捨離。
中身の断捨離とともにホント時間と手間がかります(涙)
私の経験上、できればここにはあまり時間をかけずに多少お金をかけてでも専門業者⇒【くらしのマーケット】などの力を借りて、不用品と大型家具はサックと断捨離してしまいましょう。
・次にカーテンをシンプルな無地×白に変える。
カーテンは、ほんとうに色々な色柄・素材がありますね。しかしまたお値段も結構します。ですがせっかく高いお金を出して購入したカーテンが部屋を暗い印象にしていることってあります。
そんな数々の失敗をしてきた私が思うに・・・
カーテンは限りなくシンプルに限る!と。
柄や色ががあるカーテンは最初は気に入っていても、いつか必ず飽きがきます。飽きたものを見続けるって案外辛いものです。そして今やカーテンは飽きたからっておいそれと気軽に買い替えられるような値段ではない!
そこで、そんなカーテンを無地の白もしくは明るいベージュやグレーを選んでおくと、飽きるってことはまずないですし、その大きさから部屋の白面積を増やすのに一役買ってくれます。
で、我が家の場合の最終形はこれ。
これは実はカーテンではなくてただの麻布です。
正確に言うと・・・
こちらの無印良品のリネンのフラットシーツ(シングルサイズ)を2枚使用しています。
麻(リネン)は適度な明かりをとおしてくれますし、繊維の中心が空洞になっているとのことで意外にも断熱効果があります。なので、これ一枚で普通のカーテンとレースのカーテンの役割をしてくれます。普通の麻布を利用してもいいと思いますが、どうせなら布端の始末済みのシーツを利用するのがラクチンです。
シーツなので洗濯するにも気軽に洗えて乾きもめちゃくちゃ早いと、いいことづくめの素材です。
最近、他の場所で使う予定があったのでこの無印良品のリネンシーツを久しぶ買い足してみましたが・・品質が落ちたような気がするのは私だけ~!?洗濯して干してもなぜか以前のようなリネン独特のパリッとした気持ちよさがないです。
もう無印良品にこだわる必要はないかも。。。と感じました。
今はよりお安くいいものががたくさんあります。
・最後に、床が暗ければカーペットを敷き詰める。
家具が無くなると当然床の面積も広がります。我が家の場合その床の色がまだダークでした。
せっかくの壁紙の白さのありがたい反射光がそのダークな床に吸い込まれてしまい、まるでブラックホール状態。
床の色がもう少し明かるくしなければ・・・
明るい床板へのリフォームという手もありますが、お金がかかりすぎます。そこで私は明るい色のカーペットを全面に敷きつめるという簡単な方法で解決しました。
全厚11ミリ ウールカーペット サイズオーダー対応 サイズ加工無料 防ダニ ウール100%
カーペットを敷きつめる。これは言葉どおり床一面に敷きつめるというのがミソです。なまじ中央部分だけで済まそうとすると、カーペットを敷いていない部分の暗さがかえって助長されてしまいます。中央だけのカーペットというものはズレやすく掃除機をかける時もいちいちストレスになるという他の問題も発生します。
真四角でない部屋の場合は、部屋の形にきれいにカットしてくれるサービスのあるショップに頼むのがおすすめです。
明るい色のカーペットを敷き詰め部屋が明るくなったと同時に、こちらのお店の『カーペットの伝道師』というおじさんの言うことを信じて、肌触りのいいウール100%を選んだお陰様でオールシーズン快適に過ごせるお部屋になりました。
2.照明を替える。
古くて暗い家に付いている照明って、吊り下げタイプかカバーで覆ってある天井貼り付けタイプが多いと思います。
傘の付いた吊り下げタイプは、せっかくの光が部屋全体に広がらない。
またカバー付きの天井に張り付けるタイプですと、カバーをしている分光が弱くなる。
と、暗い部屋を明るくしようと思う時にはこれらのタイプの照明はもったいないことだらけなのです。
今の新しいお家は天井に埋め込んであるカバーもなにもない、このようなダウンライトが使用されていますね~(憧れます・・・)
明かりを効率よく部屋全体にいきわたられるには本来はこのタイプがいいのです。
ただ、今更天井にダウンライトを設置するにはリフォームが必要になってしまいます。そこで我が家はダウンライトに近い照明に交換しました。
例えば我が家は、こちら。
【選べる7タイプ 送料無料】シーリングライト LED対応 スポットライト 4灯
明かりを点けるとこんな感じ。
天井に組み込まれていないだけで、明るさはダウンライトと変わりません。
またダウンライトよりもいい点とはして、照明の角度が自由に変えらることがあげられます。なのでお気に入りの飾り棚に向けてスポットライトのようなオシャレ演出も可能です。
傘やカバーが無いのでその掃除も不要となりますし、照明をつけても部屋がうす暗い感じがする場合は、このようなタイプの照明に替えるのがよいと思います。
今はブラックのタイプもあったりと、オシャレ度アップしています。
3.壁を利用する。
全面にみえる壁紙の白、そして床には明るめのカーペット。それだけでも部屋に明るさがでると思われます。が、しかし我が家のような日中でも照明が欠かせないような家では、まだ物足りなく感じるかもしれません。
そんな時にはぜひ壁を利用してみましょう。
・壁に大型鏡を設置する。
できれば全身が移るくらいの大きな鏡が望ましいですが、無理そうならばできる範囲のものでOK。
鏡を部屋の窓の反対側の壁に設置し(←これ大事)窓からの明かりを鏡に映し込み、外の光りを部屋の内部に取り込みます。明るくなるし、部屋もぐんと広く見えるしでこれまた一石二鳥です。
部屋の反対側の窓が映り込み、ただの壁に窓が出現!
我が家のこの鏡は近くのホームセンターで購入したものですが、こちらと同じくらいの大きさ&お値段だったとおもいます。
アンティーク調大型ミラーW60 ホワイト/ブラウン/ライトブラウン 幅60【送料無料】
我が家の大型鏡も本来は壁掛けでなく直置きタイプだったのかもしれませんが、転倒しないよう厳重にし自己責任のもと壁に吊るしています。(直置きすると掃除のときに邪魔になるので)
厳密には吊るしてない↓のですが・・・
壁にビスをしっかりとねじ込み、そのビスの上に直置き(汗)←古い家だからなせる技(!?)
大型鏡の設置には注意が必要です。耐重量のある金具を使ったりもしくは軽くて割れない鏡を利用するなど、安全を考慮して設置してください。
・壁一面に白系の布地を貼る。
壁といえば白系が多いものですが、和室だとうぐいす色(!?)だったりしますよね。
そう、我が家の暗い和室の壁紙もうぐいす色でした。
家具を断捨離すれば明るくなるはずだったその和室。このうぐいす色の薄暗い壁のせいで家具の断捨離後、明るくなるどころかかえって暗さを増したという現象が!その原因として私は大きな面積のある床の間に目をつけました。
この一番目立つ大空間がうぐいす色であるのがよろしくない。。。
対策としてここになにか壁紙でも・・・と思いましたが、気に入る壁紙はお値段高い。また自分で貼れる自信もない。そんなとき閃いたのが、ただの布地を張り付けるでした。
もちろん明るい白系の、できればセンスのあるオシャレな布地を使うと、格式高い床の間にも合います。
◇マリメッコ 生地 北欧 ボットナ marimekko BOTTNA |
床の間はないという和室には、薄汚れた襖を取り外してロールスクリーンを取り付けるというのも良いです。選択はもちろん明るい色系で。こちらも部屋は明るくなるし、押し入れの使い勝手はよくなるしの、一石二鳥です。
お気に入りの生地を大胆に張り付けましょう。
・障子を透明にする。
和室つながりでもうひとつ。障子紙は白いのでそのままでも良さそうですが定期的に張替えをしていないと薄汚れてしまって、それだけで部屋も暗い印象になってしまいます。
私も障子紙を一度貼りなおしたことがありますが、その作業は重労働です。その割には見返りが少ない。そこで我が家では、真っ暗な和室に少しでも外の明るさ&外の景色を取り入れたくて障子にビニールクロスを張り付けて障子を透明化しました。
おかげさまで、ものすごく明るくなりました。
ビニールクロスが汚れたら水拭きするだけでいいですし、これから一生障子を貼り変えなくていいのだ、と思うと心まで明るくなります。
※ビニールクロスを貼る障子は直射日光の当たらない障子に限定してください。ビニールクロスが歪んで太陽の光を集めてしまうことがあったら危険です。(そんな事故があったと、大昔に聞いたことがありますので)
以上が暗い部屋を明るくするために我が家が行ったBest3です。
暗い家でもあきらめないで、少しずつ心地のよい部屋にしましょう~!
最後までお読みいただきありがとうございます。