【雑草対策】固まる土の20年後~苔と楽しく共存する方法~

固まる土と苔

こんにちは。ズボラ主婦ruruです。我が家は約20年前に雑草対策として固まる土で庭をDIYしました。雑草対策をしつつもお庭をオシャレな雰囲気にしたかったので、ただ単に固まる土を敷き詰めるだけではなく、写真のように乱形石を併用しました。

最近のお洒落な家によくある、こんな感じのものをイメージしました。(^m^)ふふっ

これを目指して乱形石をメインに、固まる土を目地のように使いました。目地をセメントで固めてしまうという方法もありますが、それですと水はけを考えてきちんと勾配をとらないといけなくなるので、ズボラ主婦には到底無理です。なのでズボラ的なDIYをするなら目地材は水を通す『固まる土』がベストと思います。

下の写真が施工してから3年ほど経過したものです。上の写真のようなプロの仕事には遠く及びませんが、私的にはこれでも十分満足のいく仕上がりとなりました。

固まる土と乱形石

施工から3年経過してもまだ乱形石の明るい色が残っています。(完成した直後のもっとキラキラ輝いていましたが、20年前の写真は残っていませんでした。残念・・・)

購入したのは、こちらの明るい色の乱形石だったので、それはもうお庭が見違えるほどパッと明るくなりました。

この場所、夏以外は直射日光の当たらない明るい日陰なのですが、施工から3年後の写真でやや苔が生え出しました。そしてこの頃から乱形石と固まる土の隙間から、ほんとチラホラと(この全体の中で5~6本?)雑草が生えるようになりました。でもこれまでの草むしりの手間からしたら、ほぼないに等しいです。

その後20年たった今、苔は大量に生えてしまっていますが、そのおかげもあってなのか雑草はちょびちょび生える程度ですんでいます。生えても見つけ次第小さいうちにすぐに抜いてしまえる量ですので、ズボラ主婦といえども、以来ずっとこの状態を保っていけています。

固まる土の苔問題、お困りになっている方が多いようですが・・・

乱形石と併用した我が家の場合、このように苔が生えたとしてもガーデン生活には全く支障はなく(歩く場所は苔の生えていない乱形石の上なので)石の間に生える苔はそれはそれで趣があって、実はとても好きです。

絨毯のようなモフモフの苔。

平べったく広がっていく苔。

当初は明るい黄色だった乱形石もすっかり色あせましたが、この苔たちがあることで調和がとれている感じがします。この庭にしてからは蚊も少なくなりましたので頻繁に外に出て掃き掃除ができるようになり、ようやく管理が行き届くようになりました。

ズボラに適当に掃き掃除しているため、時々モフモフのかわいい苔がポロッと取れてしまうこともままありますが(汗)「わ~ごめん!」と元の場所にポンポンと戻しています。それくらい固まる土に生えた苔を大切にしているのは・・・もしかして私だけ~!?(笑)

兎にも角にも、固まる土。

20年前のあの日に頑張って施行して本当に良かったと感じています。ちなみにわが家で使用したのはこちらの固まる土。

乱形石との併用では、乱形石の厚さ分しか固まる土を使わないので、目地部分だけだとしても当然防草としての機能は十分ではありません。なので我が家ではこの庭一面に防草シートを敷いてから施工してあります。防草シートもきちんと水を通すタイプのものを使用しました。

乱形石のを退けるとこんな感じで防草シートが敷いてあります。植物を植えるスペースをもう少し増やしたくなった時には、石をどかして・・・

目地になっていた部分の固まる土を崩して

防草シートをハサミで切れば・・・

簡単に新たな植栽スペースを増やすことができます。

固まる土を本来の使い方のように庭一面に厚く敷いてしまうと、庭の模様替えをすることも難しくなってしまうと思いますが、これなら気軽にできます。

ここも最近この『ナツハゼ』をお迎えするために新たにスペースを作りました。

我が家の庭で使ったのは、こちらの防草シート。

20年経過した今も腐食することなく、乱形石と固まる土と共に我が家の庭の雑草をおさえてくれています。素晴らしいです。

このように、防草シート+乱形石+固まる土 で雑草対策をすると、固まる土につきものの苔とも共存し楽しめるようなお庭になるかもしれません。

以前、大きな木が何本も植わっていたものを整理し空いた一角。今はこんな感じになっていて、むしってもむしっても雑草が次々生えてきます。近々、ここも雑草対策の三種の神器(防草シート+乱形石+固まる土)で施工する予定です。その様子はまた別で記事にしたいと思います。

最後までお読みいただきありがとうございました^^