不要になった『襖』の捨て方。
押し入れは襖(扉)さえなければ空間を最大限に使えるます。
ということで、我が家では全ての部屋の押し入れの襖を外しロールスクリーンに取り替えました。
そこで問題なのが行き場を失った大きな襖、計6枚。(あと2枚は別の場所にあります)
どこかにしまっておくには大きすぎて場所をとるでので「捨てたい」と、襖の捨て方をあれこれ調べた結果次の3つの方法がありました。
1、市町村で粗大ゴミとして回収してもらう
ほんの一部の市町村では不要になった襖を回収してくれるみたいです。これが一番楽な方法なのでぜひお住いの市町村に問い合わせてみましょう。私が住む市町村では、家の構造物は回収してもらえないとのことでした。
2、産業廃棄物として業者にお願いする
家の構造物である建築廃材は産業廃棄物として引き取り業者にお願いするしかないようです。ただ、産業廃棄の資格をもっている実績のある業者を選ばないと高額請求や不法投棄のトラブルにつながるので注意が必要のようです。
3、普通ゴミとして捨てる
私の住む市町村では、襖は60cm以下に解体すれば普通ゴミに出せるということでした。まらば!とこの方法をやってみることにしました。
ためしに一枚、外側の襖紙を剥がしてみるました。すると中には『のしイカ』のような木材がびっしりと張り巡らされていて・・・
どうなることかと思いつついざ解体スタート!
始めの1~2枚を悪戦苦闘してなんとか解体していると、次第にラクに解体できるコツのようなものがつかめてきました。そこで『襖』処理にお困りの方のなにかの参考になればと、簡単ですが今回私が処理した解体手順をご紹介したいと思います。
※今回の襖は画像にあるとおり軽いタイプのものです。わが家の襖は築50年近い家のものなので、今の襖とは構造や接着の度合いが違っているかもしれません。そのところご了承ください。
簡単な『襖』の解体手順。~私の場合~
① まずはノコギリで外枠の6か所に切れ目を入れます。
黒い枠の木は柔らかい木ですが、見えない内側の木枠がとても固いです。ここが頑張りどころです。
② 長辺の切れ目で少し捻って3枚に開きます。
③ 裏側も同様にすべて剥ぎ取っていきます。
『のしイカ』状の木材は皮膚を傷つけやすいです。厚手のゴム手袋必須です。
④ 木枠だけになれば、中骨をポキポキと分解していきます。
中骨は短いものが接着してあるだけなので、分解は手で簡単に折り取れます。
こんな感じで、慣れると一枚につき10分くらいで分解できるようになりました。
どちらかというと、この状態からさらに『のしイカ』達を小さくして、ゴミ袋にいれる作業の方が厄介で少し時間がかかります。
全部で6枚の襖の解体完了。頑張った私!
作業を終えて。
『襖』を粗大ゴミとして捨てられないと知ったその日から、産業廃棄物業者に依頼するか、自分で分解作業を行うか、本当に他に捨てる方法はないのかあれこれ悩むこと約3年。
今回、意を決し重い腰を上げ作業に取り掛かりましたが、慣れてしまえば想像していたよりも簡単に解体することができました。
もし、押し入れの有効利用のために外した『襖』の処分に困っている方がいらっしゃいましたら、私のようにあれこれと悩んで時間を浪費せず、サクサクっと分解して捨ててしまうことをおすすめします。
思い立ったが吉日!
頑張ってください。応援しています~ (´▽`*)ノ